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歴史あるお堂にミラーボールが?

大阪駅から南に約500メートル行ったところにある高層ビル「堂島アバンザ」の敷地に奇妙な球体がある。実はここ、1400年以上の歴史があると言われている由緒正しき「堂島薬師堂」なのだ。

薬師堂とは、薬師如来を安置した御堂のことである。薬師如来とは、人々の病気を治し、安楽を得させる仏様。仏教の伝来以後、治病の仏として庶民に広く信仰されてきた。

そんな薬師如来を安置した堂島薬師堂は、聖徳太子の時代に建立されたと伝えられている。また、元々この堂島辺りは、中洲でそこにこの御堂があったため、「堂島」の地名になったとも言われている。
しかし、戦後この地に毎日新聞社が社屋を増築した際、別の場所に移動されてしまった。そして、毎日新聞社屋跡に堂島アバンザを建設する際、奈良の薬師寺や地元の要請があり、再び元の場所に戻ってきたのだ。

かつての御堂は日本的な建物だったという。しかし、ここにつくられた新しい御堂はミラーガラス127枚を組み合わせた直径7メートルの球状と、現代的なビルと調和するモダンなデザインにされた。これにもちゃんと理由があり、球体は無限に広がる宇宙や天体、永久的な如来像をイメージしていて、「黄金色のガラス」はここに祀られている「薬師瑠璃光如来」の「瑠璃」にあやかっているとか。他にも、水鏡となる周囲の直径20メートルの池には蓮の花を模したオブジェをあしらうなど、様々な工夫が凝らされている。また、「百度石」まである。御堂のすぐ数メートルのところにあるため、百回往復するのもそれほど辛くはないだろう。

堂島は江戸時代には米市が設置され、現在は高層ビルが建ち並ぶ。そんな堂島で、薬師堂は栄枯盛衰を繰り返し、そして現在は、月2回の法要があり、また特別なお祭りや行事が年に数回あり、普段でもお参りする人もいて、大変親しまれている。

堂島アバンザは植物が植えられた公開空地が広く取られていてなかなか太っ腹。そして、堂島薬師堂はその中にあるため、オフィス街の中のオアシスにもなっている。大阪にお越しの際はぜひお参りを。(もがみ)

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