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お土産にいかが? 世界共通のジョーク絵はがき

行楽の秋。「いい日旅立ち」ではないけれど、秋は旅をするのに絶好のシーズン。旅のおみやげに安くて気の利いたものを選ぶのは、結構たいへんだが、遠方の地からきれいな絵はがきを送る、なんてのが、お手軽&格安でよかったりする。

さて、スペイン第二の都市バルセロナを訪れ、92年にオリンピックが開かれた彼の地でも、絵はがきを探してみた。フラメンコを踊る女性の写真のはがきは、スカート部分に本物の布地が貼ってあるのが楽しい。有名なサグラダファミリアもある。これらの美しいはがきに混じって置いてあったのが、『夜のバルセロナ』というもの。

一面真っ黒な裏面にタイトルだけが書いてある。夜景が写っているのかなと、目を凝らしてみても何も見えない。もしかしてあぶり出し? いえいえ、ほんとにただ真っ黒なだけ。バルセロナは人口150万の大都市で、夜の街にはネオンが輝く。このはがきはあえてそれを写さず、夜を黒一色で表現したジョークなのだ。これぞ本当のブラックジョーク? 実はこれと全く同じ絵はがきを、アメリカでも見たことがある。

その名も”Los Angeles at Night”。ハートマークが付いていて、ちょっとHな想像もはたらく。調べてみると、ウィーンやストックホルムにも全く同じ絵はがきが出回っているらしい。世界中の人々が、ちょっとばかばかしいジョークを同じ絵はがきにしていることに驚く。日本で言ったら「東京の夜」それとも「闇夜にカラス」かな。東京の浅草にもあるのでは? と仲見世を探してみたが、残念ながら発見できず。意外だったのは、絵はがきを置いているお店が案外少ないこと。

さっそく、日本の絵はがきの現状を知るべく、はがき作家・画炉さんに尋ねてみた。
「今は自分でカメラ、ビデオ、編集まで自由自在にできる時代です。『名所絵はがき』というものが、昔ほどの価値を持たなくなってきたのですね。絵はがきを自分の表現手段として使う人が増えています。前出のジョーク絵はがきも、誰かが自己表現の手段としたのではないでしょうか」

携帯メールがお手軽になった今、はがきを書くまでもないのかも。でも、旅先からのメッセージは、絵はがきの方が断然いい。たとえそれが真っ黒でも……。画炉さんによると、最近は手づくり感のある絵はがきに人気が集まっているとか。そう言えば、スペインでは電車でメールを打つ人を、全く見ませんでした。
(R&S)

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