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お国柄が見える!? NHKの外国語会話

先日、『NHKテレビ スペイン語会話』が面白いという記事を書いたが、これは何もスペイン語に限った話ではない。
興味深いのは、それぞれの言葉によって、構成がだいぶ違うということ。今回は、数あるNHKテレビの外国語会話テキストから、特徴的だと思った3冊『中国語会話』『イタリア語会話』『ロシア語会話』をご紹介したいと思う。

まずは『中国語会話』(以下、いずれも7月号)。北京市内の高級マンションに住む3世代家族のお宅を訪問した設定だが、持参した土産のケーキに目が釘付けになる2歳の子「月月(ユエユエ)ちゃん」に対し、そのおばあちゃんが「きれいでしょう? きれい? きれいって言って。言って。きれい。きれいですか? 言ってごらん。話さないね」と、矢のような催促。
日本人にとっての中国語学習だけでなく、中国の子どもの語学学習にも、一躍買おうというわけか。
さらに、「商談で」というテーマでは、ラベルの価格、商品内容についてリアルに交渉。「ここの色が少し薄い」「まさか。サンプルを持ってまいります」など、かなりシビアな詰めを忘れない、ビジネス会話が盛りだくさんである。

一転して、『イタリア語会話』。ここでは、「試着したら、お店の人が次から次へと服を勧めてくれる。かっこいいけど、高くて全部は買えないなぁ……『お金がありません』ってどう言ったらいいんだろう?」という設定。言葉だけでなく、ぶっちゃけトークも学ぼうということか。
他にも「『このスカートは長すぎます』『このパンツは長すぎます』と言いたい!」「白いシャツはありますか?」など、ファッションの国らしいテーマが続き、コラムは「バルサミコ酢」「ボローニャの家庭料理」と、言葉はわからないが、なんだか楽しくなってきた。

『ロシア語会話』では、「新体操の女王カバエワに聞く」として、2004年アテネオリンピック金メダリストのロングインタビューを掲載。また、「露鵬・白露山のどすこいリポート!」では、白露山関ら二十山部屋が宿泊する愛知県安城市の不乗森神社を訪ねるという記事があった。
テキストを見ていると、それぞれの国が、自分たちの抱える「自慢」「お宝」をあますことなく語ろうとするようにも見える。

中国=ビジネス、イタリア=ファッションと食、ロシア=新体操と注目力士、みたいな感じに。
といっても、作っているのは日本人なのだから、「日本人が見た外国観」ということか。
ちなみに、日本に暮らす外国人が日本語を学ぶテキスト『新にほんごでくらそう』はというと、「謙譲語」「婉曲表現」などが多く、過去のテーマには「後悔する」も。日本って、ああ……。
(田幸和歌子)

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