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「警戒されない話術」を考える

仕事柄(あるいは単に性格上?)、人に素っ頓狂なことや意味不明のこと、イヤがられることをしつっこく聞くことがあるのだが、そんな中で日々、考えさせられるのが「警戒されない話し方はどういうものか」ということだ。

大きな会社などは、広報担当者に趣旨を説明すると、たいてい話がすぐ通るが、取材などを日ごろ受けることがない個人商店などの場合、宣伝の依頼や勧誘なども多いからか、ほぼ100%、用件も伝えられずに「間に合ってます」と言われる。
自分が怪しい人間ではないことを伝えようと、失礼のない丁寧な口調で言えば言うほど、本題に入る前に「間に合ってます!」ガチャン。

でもよく考えると、自分自身、勧誘・押し売りと判断して話を聞かないのは、逆に、この「丁寧なマニュアル口調」だったりもする。
「わたくし、○○で○○しております○○の○○と申します」
この○○が長ければ長いほど、「うさんくせー」と思う。たぶん自分が電話を切られるのも、同じ理由だ。
イメージはさしずめ「インチキセールスレディー」といったところか。

で、最近思うのは、どうしても電話を切られてしまう相手には、失礼な順序だが、名乗るのは二の次で、まず「○○について取材させていただきたい」と、まず用件を伝え、
「ハァ? アンタ、誰?」
と言われてから、丁寧に自己紹介をするほうが効率的なことも多いということ。
さらに、名乗るより前に「カネはとらない」という旨を伝えることも必要なケースがある。
「さっきも似たような電話あったけどー、うち、広告費とか払う気ないから!」と言われることも多いのだ。

また、聞きにくいことを聞く場合、相手が話したがらないと思うことを聞く場合には、
「ちょっと失礼な質問ですけど」とか「こんなこと聞いていいのかわかりませんけど」などの前置きは逆効果と、ある週刊誌の編集さんが言っていた。
確かに、「失礼な質問」と前もって言われると、身構えてしまうし、本当に失礼なことを聞かれた気にもなってくる。
「イヤなことは、さらりと当たり前の顔で聞くもんですよ」と言うのだ。確かに、それはそうかもしれない。
また、「ひとつだけ聞いてもいいですか?」といって長々質問するのも、相手をカチンとさせることが多い。
で、自分の場合、本音の面白コメントが欲しい場合には、かなり極端で常識ハズレな質問をするようにしている。
「これって、もう○○しちゃったようなもんですよね?」「ひょっとして○○ぐらいあるんじゃないですか?」
すると、相手はやや呆れながら「いや、そこまではないですけど……」と、否定するために、本音を言ってくれることが多い。

相手の本音を聞きたい場合などは、ぜひお試しあれ。ただし、バカで無神経だと思われる危険性もありますが……。
(田幸和歌子)

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