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地震EXPOに行ってきたよ PART-2

横浜で開催されている「地震EXPO」。前回は「BankART 1929 Yokohama(旧第一銀行)」の会場で行われている企業による防災グッズの新しいアイデアをご紹介したが、今回は「BankART Studio NYK(旧日本郵船倉庫)」の催しをご紹介。

こちらの会場では、建築家が提案する災害用シェルターやアーティストが提案する新しい防災訓練プログラムが紹介され、土日、GWの祝日には実際に防災訓練プログラムを体験することもできる。

「地震EXPO」の総合プロデュースを担当しているNPO法人プラス・アーツの百田さんに防災訓練プログラムについて話を聞いた。

「防災訓練はまず来てもらうということが大切です。そのためには行ってみたいと思えるような楽しさというのも必要です。
たとえば多くのお子さんやご家族に防災訓練に集まってもらうためにおもちゃの物々交換をするバザールを開催したり、本物の消火器と同じ使い方で水を放出する水消火器を使って的あてゲームをしたりということも提案しています。4月7日、8日にワークショップを行って実際に多くの方々にゲーム形式の防災訓練プログラムを体験していただきました。的あてゲームはお子さんたちに大好評で何度も何度もチャレンジするお子さんがたくさんいましたね。水消火器は実際の消火器と扱い方は同じですから、知らず知らずのうちに消火器の使い方を覚えてしまうんです。期間中、4月22日、5月3日、4日にもこの会場でワークショップを行いますからぜひお越しください」

なるほど。消火器のようなものはいざという時にさっと使えなければ意味がない。水消火器の的あてゲームとはよく考えたものだ。

あいにく私が取材に訪れた日は平日で実際の訓練は見ることはできなかったのだが、会場には訓練に使われる実物が置かれ、VTRで防災訓練の実際の様子を見ることができるので、内容は十分に理解できる。

そんなさまざまな防災訓練プログラムの中でひときわ目を引いたのが「コスゲファミリー9男9女(救難救助)」というもの。
床に人間の実物大とほぼ同じ大きさの人形がズラズラと並べられている。実はこれ、実際に子供たちが救難救助の訓練に使うというもので、中に砂が入っていてちょっと重いのだ。この人形を「8男を救助します」「3女救助しました」とか言いながら毛布を使った簡易タンカを使って救出するのだそうだ。9男9女というこのナイスセンスには脱帽です。

そして圧巻なのが建築家が提案する災害用シェルター。
「いざ! という時に身近な材料で家が作れたらきっと役に立つはず」という思いから作ったというシェルターはビニール袋だけで作ったもの、新聞紙だけで作ったもの、シャツを使って作ったものとそのアイデアと造形の美しさに思わず感嘆の声をあげてしまうほど。

「防災はシリアスな問題ですけれど、ポジティブに考えていくことも必要です。地震や災害は“もしも”ではなく“いつも”。防災も非日常のこととしてではなく、毎日の生活の中にあると意識することが大切だと思います」と百田さん。

従来の防災に関するイベントとちょっと趣を異にする『地震EXPO』。アートが介在するだけでこんなに防災のイメージが変わるとは正直私も驚いた。また、スペシャルイベントとして会場のライフラインを停止し、本格的なサバイバル体験を提供する「サバイバルキャンプ in BankART Studio NYK」が5月5日〜6日の1泊2日で行われる(Eメール、FAXで要予約)。「地震EXPO」の開催は5月6日まで。GWの予定はまだ、という方、ぜひ足を運ばれてはいかが?
(こや)

地震EXPO公式ホームページ
「BankART 1929」HP

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