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軽くて指穴の大きいボウリングのボール求む!

ボウリング場で、僕ら非力な男は悩む。
「10ポンド(軽め)のボールを投げたいけれど、それだと指穴が小さいボールばかりで指が入らない……」

そんなときの選択肢は2つ。
重いボールを使って腕を痛めるか、軽いけど指穴が小さいボールを使って指を痛めるか。
僕の場合は重いボールで妥協。残るのは、腕への違和感と少しの後悔、それと微妙なスコア。いつも通りのスコアだけど「自分に合うボールがあれば」って言い訳をする。

軽いボールほど指穴が小さいのも分かる。指の太さはだいたい力の強さに比例するから。でも軽くて指穴が大きいボールだって、もっと作ってくれてもいいじゃないか、とも思う。非力男はそう叫びたくなる。
そこで叫び声を抑えめにして、社団法人日本ボウリング場協会に聞いてみた。すると、「指が細い人ほど軽いボールを使う」というほかに、別の理由もあることを教えてくれた。

「力の強い男性が軽いボールを投げると、転がさずに高く投げ上げてしまったり、雑に扱ってしまうことがあるんです。それでレーンを傷めたり、モニターを割ってしまうことがあったんですね。なので、力の強い方には軽いボールが使えないよう、指穴を小さくしているんです」
強力男どもめ。
非力男としてはいい迷惑だ。非力さゆえに、強力男には立ち向かえないけども。

ボウリング場は、それぞれの店でお客さんの構成を考え、置くボールの重さや指穴の大きさを決めているという。
いくつかのボウリング場に聞いたところ、だいたい女性が多く使う10ポンド(約4.5キログラム)から、男性が多く使う12ポンド(約5.4キログラム)前後を多めに置いていた。また、子供が多く来るボウリング場では、軽いボールを多めにしているほか、係員に言えば4ポンド(約1.8キログラム)というかなり軽いボールを借りられる場所も多い(ちなみに重さは、競技規則で4ポンドから16ポンド(約7.2キログラム)までと決められている)。

また、東京都渋谷区にある、笹塚ボウルの話は興味深かった。
「土地柄、力士の方が来られるので、重いボールを多く置くようにしています。また、シューズについても32センチまでそろえています」
とのこと。さらにもうひとつ、今っぽい傾向があるという。
「最近はお年寄りのお客さんも多いので、軽くて指穴が大きいボールも多く置いているんですよ。お年寄りの方はごつごつした指の方が多いんで、大きめの指穴にする必要があるんです」
非力男の味方だ。これから元気なお年寄りは増えるから、軽くて指穴の大きいボールがあるボウリング場も増えるかもしれない。

お客さんのことを考え、さまざまな努力をしているボウリング場。
どんなお客さんが来てもいいように、あらゆる用意をしてくれている。
自分のことしか考えてなかった非力男の僕は、とりあえず、重いボールを投げられるよう、もっと身体を鍛える努力をせねばと思った。
(イチカワ)

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2007年7月5日のコネタ記事

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