パンツの捨て時がわからない人へ
パンツはいつ捨てるべきなのか? その答えが明らか!? に
昔からずっと悩んでいたことがある。それは、「パンツはいつ捨てればいいのか」ということ。
思い起こせばこの20数年、どんなタイミングでパンツを捨ててきたかを全く覚えていない。ヘタすると、パンツを捨てた記憶すらない。そして今持っているボロボロのパンツも捨てるべきなのかどうかもわからない。まさに地獄のパンツスパイラルである。

一体、世の男性はどんなタイミングでパンツを捨てているのか? 友人・知人に聞いてみるとこんな答えが。

「とりあえず穴が開いたり破れたりしたら捨てる(トランクス派)」
「全体的に伸びてダラダラした感じになったら捨てる(ボクサーパンツ派)」
「1年ぐらい履いたな〜、と思ったら捨てる(トランクス派)」

それぞれ、なんとなくではあるが捨てるタイミングをもっているようだ。
しかし「穴が開いたら捨てる」以外は、完全に感覚的なものなので基準としては難しい。納得はできない。

では実際にメーカーさんはどのように考えているのか? 某大手下着メーカーに聞いてみると……。

「はっきりとは言えませんが、洗濯回数70回前後を目安に交換していただければと思います。もちろんそれ以前に穴が開く場合もあると思いますので、それはお客様の判断にお任せします」

洗濯回数70回前後というと、毎日履いて洗濯しても2カ月以上。5枚のローテーションでまわしていれば10カ月以上。
さらに10枚でまわせば1年半以上はもつ、ということ。そりゃなかなか捨てる機会がないはずである。もともとかなり丈夫に作られているようだ。

ということでパンツの捨て時に悩んでいる方は、洗濯回数70回を目安に交換してはいかがでしょうか? とはいえ、洗濯回数なんて覚えていられないのできっと自己判断になってしまうことでしょう。とりあえず筆者はボロボロになるまで履き続けようと思います。
(木南広明)