bit

「ゆけむり号」へ、ロマンスカー第二の人生

「ゆけむり号」へ、ロマンスカー第二の人生
せっかくなので、記念にグッズでもと思ったのですが、“のれん”はすでに完売してました。
小田急ロマンスカーとしての役割を終え、昨年12月から、長野電鉄の特急列車として、新たな人生を歩み始めている「ゆけむり号」。
電車好きの人の間ではもちろんのこと、地元・長野の人たちにも愛され、これまでとはちょっと違った生活を送っているのをご存知だろうか。

実家・長野に帰ると、家族や親せき、友人などから、こんな話を聞くことが多い。
「ゆけむり号、乗ってみた?」
「あれ、一度は乗ってみたいんだよね」
「先日、乗ってきたんだよ。実は電車に乗るのは、数年ぶりだったんだけど……」

長野は、車でないと移動しにくい場所も多いため、普段は電車を利用しない人なども、わざわざこの「ゆけむり号」を目的として、観光気分で乗りに行く人がけっこういるよう。
また、「子どもが『カッコいい!』と盛り上がるから」と、1日上下線各6〜7本の「ゆけむり号」を狙って乗るという親なども少なくない。
ロマンスカーとして働いていた頃には、チケット確保が難しい「高嶺の花」だった展望席も、長野電鉄においては、全席自由なので、たった100円の特急券を購入するだけで、あとは「早いもん勝ち」。運がよければいつでも座れるようになり、ぐんと身近な存在になっている。

そして、何より、りんご畑ののどかな風景を走り抜けていく姿は、ロマンスカー時代とは趣を変え、また不思議と似合ってかっこよく、新鮮でもある。そんな勇姿をとらえるべく、夕暮れどきに橋付近のベストポジションでカメラをかまえる人の姿も、よく見られるのだそうだ。

さらに、ゆけむり号のオリジナルグッズとして、2両連結のチョロQや携帯ストラップ、ハンドタオル、この夏からはTシャツや暖簾までもがつくられ、好評のよう。

一度は仕事を終え、よその土地にやってきた「ゆけむり号」。その晩年の生活は、地元の人たちに愛され、見守られ、まだまだずいぶん忙しそうである。
(田幸和歌子)
編集部おすすめ
コネタの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

コネタニュースランキング

コネタランキングをもっと見る
お買いものリンク