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ドラマでの「霊」の描かれ方アレコレ

映画ではかつての大ヒット作『ゴースト』において、主人公が亡くなった恋人の「ゴースト」と一緒に、ろくろを回すシーンが有名だが、日本のドラマでも、いわゆる怪談などではなく、「霊」が描かれることは、ままある。
ここでは、そんなドラマにおける霊の描かれ方で、印象的だったアレコレをご紹介したい(悪趣味ですみません)。

たとえば、以前コネタでご紹介したNHK朝の連続テレビ小説の、『ほんまもん』での幽体離脱の伝説的なシーン。純粋に「霊」ではないが、NHK朝ドラで「幽体離脱」を扱うこと自体が衝撃的だった。
また、『純情きらり』での、主人公の母の霊や、主人公の枕元に立った重体の義兄の生霊など。
さらに、9月末まで放送していた『どんど晴れ』においても、亡くなった加賀美屋の7代目大女将が、主人公・夏美の目の前に現れ、「笑顔を忘れないで。今を乗り越えたら、もっとたくさんの人を幸せにできる」などと励まし、しっかと手を握るシーンがあった。

「霊」というと、怪談ではヒュードロドロの効果音と髪の毛だらりというイメージが多いが、フツウのドラマにおいては、『ゴースト』のソレのように、光に包まれたなか、幻想的に描かれるのが一般的なイメージではないだろうか。

ところが、近年の日本のドラマでは、すけもせず、光も浴びず、他の出演者と同じに描かれるケースが増えているような気がする。
そんななか、忘れられないのは、浅野温子・東山紀之主演の『続・平成夫婦茶碗』(2002年)。亡くなった妻が、夫の再婚話がもちあがった際、霊として出現するのだが、最初は震え上がった夫もそのうち慣れていき、フツウに霊と会話をするようになる。
ドラマを最初から通して観ている人でないと、霊だと認識しづらいほどのナチュラルな描かれ方だった。

だが、それをさらに上回るような仰天の描かれ方が、10月に終了したばかりのドラマ、斉藤由貴主演の『ドラマ30 お・ばんざい!』(TBS系)だ。

工務店を切り盛りする主人公・くるみ(斉藤由貴)と、料理が得意な専業主夫の夫(田口浩正)が登場するが、夫が借金を残して溺死したことで、夫の残した調理器具などを使って主人公が食堂を始めるというストーリー。

夫の霊はやはりすけることも光に包まれることもなく、フツウにいるのに、登場人物たちには「見えていない」。
ところが、10月22日放送分では、主人公が突然、死んでしまう。トレーニングをしようとした際、パンチボールが直撃し、倒れて機械に頭をぶつけたことが原因だが、死んだことで夫と再会を果たし、すぐ生き返る(ビックリ!)。
そして、今度は一度死んだおかげで、夫の霊が「見えるようになる」という、二重のビックリ。

さらに、24日放送分では、料理対決に挑む主人公に、「見えないように立ってろ」と指示し、料理を手伝うかいがいしい霊っぷりも見せつけてくれた。

ちなみに、脚本家は『パッチギ!』『フラガール』の羽原大介氏。霊の描かれ方だけでなく、ちゃんと面白い作品でした。
(田幸和歌子)

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