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新しい発想で楽しむ紙ワールド 「かみの工作展」

本やノートからお菓子のパッケージに至るまで、普段なにげなく目にし、触れている「紙」。そんな紙を新たな発想で楽しませてくれる展示会「かみの工作展」が、東京・原宿の「AssistOn」で開催中だ。

展示されている製品は、いずれも紙の使い方やデザインが斬新。「紙でこんなものがつくれるの?」と驚くとともに、あらためて紙の素材や色の多様性を実感できる。製品はすべて「かみの工作所」がつくったものだ。

「かみの工作所」とは、東京・立川にある印刷紙器会社・福永紙工株式会社とデザインディレクターの萩原修氏の偶然の出会いをきっかけに、2006年に生まれたプロジェクト。印刷からパッケージの組み立てまでの工程を一貫しておこなえる福永紙工の技術、それにデザイナーたちのユニークなアイディアを融合させて、他にはないオリジナルの紙製品をつくりだしている。

今回の展示会では8組のデザイナーによる製品が並べられているが、どれも紙加工技術を活かした、こだわったつくり。製作現場の職人とデザイナーのモノづくりへの情熱をひしひしと感じる。たとえばペントレー機能もついたアドレス帳、「address tray(アドレストレイ)」。白い紙の側面は完全に美しく切り揃えられているのだが、実はこれ、同じ抜き型の同じ位置でカットした紙だけを集めてつくることで実現しているのだそう。

またユニークなのが「かみめがね」。派手な色合いで一見パーティグッズにも見えるが、れっきとした眼鏡。直径1mmの穴のおかげでピントが合いやすくなり、文字などはコントラストがよりはっきりする。ちょっと見えにくい時や、非常時にも役に立つ優れモノだ。

ちなみに個人的に一番気に入ったのは、ワックスペーパー製の書類ホルダー「wax paper file(ワックスペーパーファイル)」。通常のクリアファイルは使い込むとキズやシワがついて見栄えが衰えてしまうけれど、このファイルならそれも風合いになる。留めの部分は白い糸で縫製しているのもポイントだ。

ほかにも、愛嬌のある小鳥が可愛らしい「ことりのモビール」、紙から抜いて組み立てると6種類の動物になるカード「白黒動物」など個性とセンスが光る製品がそろう。店頭では実際に手に取ることができ、展示してある8製品のうち、参考出品1品をのぞく7製品は購入することも可能。また紙をカットする際に使う「抜き型」の実物や紙加工の工程がわかる展示もある。

ときにはデザイナーから難しい要望があっても、よりよいものをつくろうという気持ち、そして職人気質で、ひとつずつ形にしてきた「かみの工作所」。展示会は2月15日〜2月28日まで(水曜定休)、AssistOnにて。新しい紙の楽しみ方を見つけに、ぜひこの機会にお店を訪れてみては?
(古屋江美子)

「AssistOn / アシストオン」HP

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