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31世紀のニューニューヨークのアニメ「フューチュラマ」

       
近頃世間では、アメリカ大統領選挙で盛り上がっている。今回は類を見ない混戦ぶりで、未だに誰が大統領になるのか全く予想がつかないのだが、1000年後の未来は、アメリカの人気アニメ「フューチュラマ」を見ればだいたい予想できる、かも。

「フューチュラマ(Futurama)」は、1000年後31世紀のニューニューヨークを舞台に繰り広げられる、SFアニメ。1999年から2003年の間FOXテレビで72話が制作され、今もって繰り返し放送されている。

お話は、ニューヨークに住むうだつの上がらないピザ配達ボーイのフライが、2000年のミレミアム・イブの夜、故意の事故で冷凍保存され、1000年後に目覚めるところから始まる。初めは新世界にとまどうが、未来も昔とさほど変わらぬおバカな世界だと気づき、宇宙宅配配達ボーイとして、一つ目エイリアンのリーラや、ヤクザなロボット、ベンダー達と仲良く気楽にやっていく、というもの。

制作は、アメリカ最長寿人気アニメ番組「ザ・シンプソンズ(The Simpsons)」のマット・グローニングとデイヴィッド・X・コーエンのゴールデンコンビ。30分アニメ番組1本に、なんと$1ミリオン(約1億円)の費用をかけて制作したというから、ぶっとびのスケール。

「フューチュラマ」が制作された背景には、マットの制作者としてのフラストレーションがあったから。人気が出すぎて、すっかり大人しくなってしまった「ザ・シンプソンズ」に代わって、より毒のあるアダルトが楽しめるアニメを作りたかったのだそうだ。

そのせいか、政治批判や社会問題を取り上げたエピソードがよく見られる。
例えば、地球温暖化を取り上げたエピソードでは、頭だけ保存された“生きた”アル・ゴアが、宇宙連邦会議で環境問題を訴えているが、てんで相手にされないと言うもの。実際にアル・ゴア本人が声優として声を当てているから、今となっては貴重なエピソードかも。

かなりディープにマニア受けしていたけれど、FOXテレビは、残りの数エピソード未放送のまま突然契約を打ち切った上、アニメーター達を首にしてしまった。その経緯についてマットは多くは語らないが、未だにかなーり怒っているよう。

かく言う私も、英語の勉強と称して「フューチュラマ」を繰り返し繰り返し見ていた。ナニがすごいって、ギーク(アメリカのおたく)が喜びそうな、スタートレックねたや、スティーブン・キングのホラーねた、古いテレビや映画のパロディねた満載で、全然飽きないのだ。おかげでずいぶんなテレビっ子になってしまった。

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパを中心に世界中で放映され、確実にファンを増やしてきたが、なんと5年ぶりに、アメリカのケーブルチャンネルのコメディセントラルで、新しいエピソード制作が決定し、3月下旬から放映されることに。やったぜ! なのだ。

残念ながら日本での放送は未定。この際だから英語の勉強のつもりで、DVDで見てみる?
(チン・ペーペー)

「Can't get enough Futurama」HP
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2008年3月20日のコネタ記事

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