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賞味期限90日、お役立ち食材で春の行楽弁当を

関西地方では飴を“飴ちゃん”と親しみを込めて呼ぶ一方で、油揚げに対しては“お揚げさん”と、ダブルの尊敬語で敬意を持って対している。

尊敬されるだけあって様々な料理に使える油揚げは、関西だけではなく日本各地で愛される食材の一つ。しかし同時に賞味期限の短さと油抜きの面倒くささも特徴だ。
そこで賞味期限三カ月、油抜き一切不要という夢のようなお揚げさんはいかがだろうか。

長期保管ができてしまうお揚げさん、その名を“松山あげ”という。
名前の通り愛媛県松山市で製造されているもので、普通の油揚げとの違いは冷蔵コーナーではなく常温コーナーに置かれてあるという点。
手に取ってみれば揚げ特有のシットリさは無く、サクサク。手の力だけで割れてしまう、まるでお麩のような感触が面白い。

実はこれ特殊な方法で水分を抜いて、さらにジックリ揚げて作られたものである。そのため賞味期限は90日。その上常温保存オッケーと、台所で気軽にストックできる揚げなのだった。
乾物のような見た目だが、水に戻したり面倒くさい油抜きも一切不要。使うときに好きなサイズに割って、そのまま鍋や炊飯器に入れるだけ。さらに素うどんやみそ汁など「ここに何か具を……」という時などでも、気軽にプラスできるのが心強い。

水分を抜いて作られているためパサパサなのでは? と不安になるが、不思議と水分を含むとモチモチと感が蘇り、乾物特有の臭みも感じられないのも驚きだ。

このちょっと変わったお揚げさんの生まれは意外に古く、明治15年。かつては干油揚と呼ばれ、その保存性の高さから軍隊の物資や捕鯨船でも利用されていた歴史深い一品だった。
その後、昭和39年に“松山あげ”と命名されて以来、愛媛では定番中の定番アイテムとして浸透。家庭料理はもちろん県内のレストランでも使用されるほど、毎日の食事には欠かせない食材の一つに。

さらにはこういった食材には必須の、ゆるキャラ「とんびの松吉」「媛子」というイメージキャラクターも用意され、今後のCM戦略も含めて気になるところだ。

販売されている程野商店さんによると、
「汁物や炊き込みご飯はもちろん、炒め物にも合います。食感が柔らかいので、お肉や鶏肉の代わりとしてすき焼きに使うお年寄りも多いですよ」
と、通常のお揚げさん以上に幅の広い使い方ができるそう。

これからは桜だ何だと春の行楽が続く季節。色はなんとなく秋のものっぽいものの、炊き込みご飯や煮物など春の行楽弁当用にお一ついかがでしょう?
(のなかなおみ)

株式会社 程野商店HP

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