bit

“ゾンビ”になりきる新郎新婦のファーストダンス

先日アメリカ議会図書館に、新たに文化的、歴史的に重要な「録音物」が永久保存された。1982年発売以来、累計販売1億400万枚以上を記録し、ギネスブックに史上最も売れたミュージックアルバムとして認定されているその録音物とは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」なのだ。

80年代に青春時代を送った人なら、たくさんの“ゾンビ”を従え、わしわし踊りまくる精悍な姿のマイケルに憧れたことがあるだろう。ムーンウォーカーとか、股間を押さえて「フー」とか、あんな風に踊れたらなぁなんて思ったのは、アナタだけじゃない。議会図書館司書もそう思っていたに違いない。

スリラーが大ヒットしてから26年も経ち、度重なるスキャンダルに一時の人気は鳴りを潜めたものの、華麗なるマイケルのダンスは、深く深くアメリカのサブカルチャーとして確実に脳裏に残っている。つまり、ある一定の年齢の日本女子がピンクレディーを踊れるのと同じように、アメリカのいい年したおっさん、おばさんは、スリラーの曲がかかると、ゾンビになりたがるのだ。

その上結構おカタい会社に勤める友人も、会社のクリスマスパーティーの余興で上司と踊ったことがあると言うし、その後サマーキャンプで子供達に教えてあげたことがあると言う。こうやって世代を超え流行は再生産されてきた。

着々と全国民にスリラー度が上がってきた近頃じゃあ、結婚式の新郎新婦が踊るファーストダンスに、スリラーを踊るカップルが増えているそうだ。

普通なら「切れる」「割れる」「終わる」なんて言葉さえ遠慮される結婚式で、ゾンビになりきって踊る新郎新婦。そして彼らにつられて見よう見まねで踊るゲストたち。ゾンビだけにまるで盆踊りだよ。

いくらこだわりのないアメリカでも、それは無かろうだが、動画サイトにアップされるビデオを見る限り、そんな心配は野暮。
真っ白なウェディングドレス、粋なタキシード姿の新郎新婦と、お揃いのドレスのブライドメイド達との一糸乱れぬ見事なダンスで、パーティーは最高潮に盛り上がり、最初はしゃちほこばっていた親族たちも、おおはしゃぎ。どうやら二人と両家の絆は更に深まっているようだ。

時代を超えた流行は、万人共通の思い出を作り上げてくれるものなのかもしれない。
結婚式に、新たな定番がうまれそう。
(チン・ぺーぺー)

あわせて読みたい

コネタの記事をもっと見る 2008年6月24日のコネタ記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

> 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

コネタニュースアクセスランキング

コネタランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

おもしろの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

コネタとは?

B級グルメやネットで話題のネタを徹底リサーチ! 流行トレンドをおもしろい視点と大きな写真で毎日お届け。

その他のオリジナルニュース