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金魚のフンは本当にくっつくし、長い! なぜ?

「金魚のフン」――長く続いて切れないところから、長く続いたりくっついていることを言う、おなじみの言葉である。
でも、リアル金魚のフンは、私たちが想像する以上にくっついているし、長い!

これは金魚飼いの人が必ず通過する驚きだと思うのだが、「う○こは続くよどこまでも♪」とでも口ずさみたくなるほどに、体長よりもずいぶん長いモノをぶらさげていることが多々あるのだ。

それにしても、なぜこんなにも長いモノをくっつけたままなのか。エサのメーカー・株式会社キョーリンの屋宜さんに聞いたところ、「はっきりとした文献・通説といったものがありませんので、ある程度憶測も含んだ形ですが……」と前置きし、以下のような回答をくれた。
「金魚のフンに関しては、金魚の生態的特長に関係しているものと思われます。そもそも雑食性で胃がない金魚は、その分、腸が長くなっているんですよ。たとえば、和金で体長の2.5倍、オランダなどの丸物で、3〜4倍くらいあります」

食べられたエサは腸内で消化・吸収されてフンになるわけだが、肛門に近い部分では、薄い膜のようなもので包まれたフンに変わるのだという。
「そして、そのままの形で肛門から排出され、長い状態になるのだと思われます」
つまり、薄い膜に包まれるから、切れにくいということ? ウインナーソーセージのようではありませんか。
「また、その長さは食べている物にも影響されるようで、一般的に植物性の原料を多く含むエサを食べた場合は、繊維質の多い長いフンが出やすい傾向があるようです」

では、体長に対して、最長どのくらいのフンをする可能性があるのか。
「金魚の腸は体長の数倍の長さがありますので、出てくるフンも長くなっていますが、実際に最大どれくらいまで出るかについては、こちらでは知見がありません。金魚が全く動かなければかなり長くまで繋がるかもしれませんね」

最も気になるのは、これだけ長いフンをくっつけたまま泳いで、彼らが気持ち悪くないのかということだが……。
「これは金魚に聞いてみないとわかりません……」

ところで、同じ金魚でも、和金など泳ぎの速い金魚より琉金などゆったり泳ぐ金魚のほうが、より長いフンをつけていることが多いように思う。金魚の種類によっても、フンのつきかたは違うもの?
「ご察しの通り、ゆっくり動く金魚の方がフンが切れにくいという傾向はあると思います。また、和金などのフナ型の魚は琉金などに比べ腸の長さが短いので、その点も影響してるのかもしれません」

フンをつけたままの金魚をずっと観察していると、気持ち悪そうでも、恥ずかしそうでもなく、実に優雅で愉快そうで、知らぬ存ぜぬの涼しい顔にも見える。

意味がなさそうで、やっぱりなさそうな、金魚の長い長いフン。キレの悪さに全く不快感を感じない、暢気な生き物のようです。
(田幸和歌子)

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