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ウォシュレットから読み解く「お尻偏差値」

ウォシュレットから読み解く「お尻偏差値」
外出先の温水洗浄便座で、ビクッとしたことがある人は多い。

お尻に当たる水がかなりの勢いだったり、思ってた温度と違ってビックリしたり。お尻をずらして回避するものの、前の人の設定「強」「高」を見てやるせない気持ちになる。前の人の肛門、どれだけタフなんだよ、と。
でも、自分の肛門が正しいとは限らない。判断はあくまで自分基準。実際は前の人の方が、日本人の平均に近い肛門の持ち主かもしれないわけで……。

1980年6月に全国発売された、温水洗浄便座のパイオニア・ウォシュレット。その開発の裏には、データがゼロの段階から行われた、社内モニターによる実験があったという。それは、便座に座ったときの肛門の平均位置、最適な温度と水量、お湯の強さと角度などを見つけるための、地道な繰り返しだった。このときの数百人分のデータがもとになって、今の快適な温水洗浄便座がある。
つまりウォシュレットには、日本人のお尻にまつわるデータが詰まってるってわけだ。

そこで今回は、ウォシュレットを通して日本人のお尻を学びたいと思う。ぜひ、自分の「肛門偏差値」を確認してみては?
ウォシュレットを開発・販売しているTOTO株式会社に話を伺った。

【水勢(水の強さ)について】
「最大値はモニターが快適だと感じた中の最高の強さで、最小値はお尻に届くギリギリの強さです。また実験から得た水勢の平均値は、現在のウォシュレットでは真ん中のレベルにあたります」
つまり日本人の平均は文字通り「中」の強さということ。そして、一番強い水勢で使ってる人は、肛門偏差値がかなり高い人(たくましい肛門の持ち主)のようだ。

【水の温度について】
「モニターによる実験を繰り返した結果、体温よりやや高めの“38度”が一番心地良いことがわかりました。それをふまえ、現在のウォシュレットでは、約30度〜40度の間で設定できるようになっています」
40度という最高温度は、モニターが快適に使えるギリギリの温度だったことから設定された。また、多くの人の好みに合わせられるよう、広い範囲で温度が設定できるようになっている。
つまり「38度」の「中」で使ってる人が、実験から得られた日本人の平均ってわけだ。

以上2点だけだけど、みなさんの肛門偏差値はいかがでしたか?

ちなみにこのデータを収集する実験によって、ウォシュレットの基礎が築かれた。水を噴射する最適な位置や水量、ノズルからの噴射角度が43度というのも、この実験で導き出されたもの。
こぼれ話だけど、水の噴射位置を決めるための実験では、実際にモニターひとりひとりの肛門の位置が計測されたという。その方法は、中央縦方向に1本の針金を張った便座に座って、針金の肛門の位置に紙を貼るというアナログ的なデータ収集。それを集計した結果から、今の噴射位置が決められた。

日本人のお尻を誰よりも熟知してる、ウォシュレット。
ときに優しく、ときにキツくぶつかってくる彼は、今もなお、ベン学に励み、賢くなり続けています。
(イチカワ)

TOTOホームページ

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