サッカー欧州選手権(UEFA EURO 2024)の開催を前に、高い臨場感を誇る100インチの大型テレビは、世界テレビ市場の競争の焦点となっている。英調査会社オムディアによると、100インチテレビの今年第1四半期(1~3月)の世界出荷台数は23年1~9月の2.2倍に増加した。

中でも、中国家電大手の海信集団(ハイセンス)ブランドは、56.4%のシェアを占めて首位だった。

同じくオムディアによると、ハイセンスブランドテレビの1~3月の出荷台数は、世界全体の13.6%を占め、2017年の5.9%から2.3倍拡大した。シェアは世界2位を維持し、7年連続の増加となった。ハイセンスブランドは、中国、日本、南アフリカ市場でトップシェアを占めるだけでなく、注目される欧州でもドイツ、イタリア、英国などの重点市場でトップ3に入った。

同社は「高級製品の海外進出」と「開発・生産・販売の現地化」を続け、サッカーの欧州選手権とワールドカップのスポンサーを連続して務め、海外の消費者に自社テレビの高い品質をアピールしている。

欧州選手権では、同社の「ミニLED(液晶テレビのバックライトに微細なLEDを敷き詰めた)」テレビの「E8」シリーズや「E5」シリーズ、レーザーテレビ「星光S1」などが公式スクリーンに指名された。

また、自主開発した大規模言語モデル「星海」をベースとした人工知能(AI)の利用を本格稼働させ、全世界のサッカーファンに最新の臨場感とインタラクティブな体験を提供する。ハイセンスブランドテレビの市場シェアは、さらなる上昇が期待される。(新華社北京

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