英調査会社のグローバルデータがこのほど発表した最新リポート「ドイツのアパレル市場」によると、中国初のアパレル越境電子商取引(EC)ブランド「SHEIN(シーイン、広州希音国際進出口が運営)」は、ファッション性と高いコストパフォーマンスを武器に、ドイツ4位のアパレルブランドとなった。トップ3は、スペインのZARA、オランダのC&A、米国のNIKEだった。
SHEINは僅差でNIKEに及ばなかったものの、2024年には追い越す可能性が高いという。ドイツのファッション市場はここ数年、継続的に成長しており、23年は19年の水準に回復し、靴類とアクセサリーの売上高はそれぞれ11.5%、16.2%増加した。リポートは、アパレル市場が28年まで大幅増を維持し、売上高は23年比14.2%増の982億ユーロ(1ユーロ=約158円)に達するとの見通しを示した。
(新華社北京)