中国車載電池大手の国軒高科がこのほど発表した2025年第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比20.7%増の101億1400万元(約2200億円)と2四半期連続で100億元(約2200億円)を超え、純利益が15.3倍の21億6700万元(約480億円)に上った。1~9月の売上高は17.2%増の295億1000万元(約6500億円)、純利益は6.1倍の25億3300万元(約560億円)だった。

9月の国内での車載電池搭載量は4.42ギガワット時、市場シェアは5.8%。1~9月は26.27ギガワット時で、伸びが業界平均を大きく上回る84.7%、市場シェアは1.2ポイント増の5.3%となった。

世界の車載電池搭載量、中国CATLが8年連続首位 シェアは37.9%に拡大

韓国市場調査会社SNEリサーチのデータによると、1~8月の世界車載電池搭載量は34.9%増の691.3ギガワット時。うち国軒高科は71.8%増の25.1ギガワット時で、7位を占め、市場シェアが3.6%に拡大した。【新華社北京】

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