
7月以降、出場7試合出場で予選落ちが「ISPSハンダマッチプレー」の1回戦敗退を含めれば5回。最高成績が45位タイと苦しい夏場を送ってきた小鯛竜也。逆襲を狙う「ブリヂストンオープン」初日を1イーグル・4バーディ・3ボギーの「68」にまとめ、首位と3打差の8位タイ発進に笑みを見せた。
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昨年は「マイナビABCチャンピオンシップ」でツアー初優勝。賞金ランキングも27位で初シードを獲得した。プロ転向は2007年で苦節10年の節目に一気に開花し、意気揚々と今季を迎えた。序盤はトップ10が3回とツアー2勝目に期待がかかったが、その後は前述のとおり、結果がついてきていない。
「正直、調子が悪いわけではなかったのですが、内容とスコアがマッチしていなくて、何をしていいのか分からないときもありました。でも、何かを変えてしまうと、今までやってきたことの意味がなくなってしまうので、スコアが出るまで待とうと思っていました」
結果を追い求めるあまり、スイングやクラブ、ルーティンなどを変える選手は多いが、小鯛はじっと構え、5月の「日本プロゴルフ選手権」以来、久しぶりに一桁順位で初日をスタートさせた。