最古のメジャーに挑む松山英樹 スロープレーの罰打あり、優勝争いありのこれまでを振り返る

ホールアウトした松山は「あの状況(フェスキューの中)で時間をかけるなというほうが無理。納得はしていないけど、裁定は覆らないので仕方がない」と怒りを抑えて報道陣の質問に答えた。ルールをつかさどるR&A主催の大会だけに厳格になるのも理解できる。だが、競技全体が遅れている中で、たとえ松山が15分遅れていたとしても、ペナルティを課されたのは松山一人というのも違和感が残るところだ。
それでも大会を通してパーオン率1位など、ショットメーカーぶりを世界に発信。「優勝争いとはいえませんが、優勝を意識して戦えたのは大きな経験でした。自分のゴルフが通用したと思えました」と、手応えを感じて初挑戦を終えた。
■2度目の挑戦 好発進も上位フィニッシュには結びつかず(2014年)
ロイヤル・リバプールGCでの開催となった翌14年は、初日に「69」で10位タイの好スタート。ショットで前半から3つのバーディを奪うと、後半で12番、13番と連続ボギーを叩いたが、17番でポッドバンカーの深いところからパーをセーブするなど粘りを見せた。
それでも当の本人は「調子が良くない中で3アンダーはたまたまでしょうね。ショットを含め全部修正したい」と不満顔。だが、これが状態のいいときの松山。ここからさらに伸ばすことを予感させた。
だが、その後はスコアを伸ばすことができず、終わってみれば39位タイ。自身がホールアウトした直後に、最終組がスタートするなど優勝争いの外でのプレーとなった。「ショットに関してはフィーリングが良く、この先に光が見えましたが、パッティングが悪かった。悔しい4日間だった」と、最後までグリーン上で苦しんだ年となった。

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