
福島県の五浦庭園カントリークラブで開催された、チャレンジトーナメント第10戦「五浦庭園JGTOチャレンジII」。初日が悪天候のため中止となり、18ホールの短縮競技となった1日決戦で、8バーディー・ノーボギーの好スコアをマークした小泉洋人がチャレンジトーナメント初優勝を挙げた。
JGTOチャレンジトーナメントとは?
1番からスタートした小泉は2番、3番で連続バーディーを奪い「今日は1日思い切っていくしかない。守っている時間はない。」と心に決めた。その後も毎ホールバーディーを狙うゴルフを徹底し、最後まで流れを途絶えさせることはなかった。前半で5アンダーをマークし一歩抜けだすと、「8アンダーだとプレーオフの可能性もある。9アンダーまでいけば勝てる」と照準を定め、後半に猛追した前粟蔵に2打差で振り切り念願の初優勝を手に入れた。
レギュラーツアー「ANAオープン」の出場資格を得ていたにもかかわらず、今大会にかけて出場した小泉。「レギュラーツアーだろうと、チャレンジだろうと、どんな試合でも勝つことはすごいこと。自分の名前が残ることが嬉しい」と素直に喜びを表現した。
小泉は本大会の優勝賞金135万円を手に入れチャレンジの今季獲得賞金は279万6274円となり、チャレンジトーナメント賞金ランク6位に浮上。チャレンジ賞金ランキング2位から上位6名が獲得できる「来季のツアートーナメント第1回リランキングまで出場優先権」の圏内に入った。また小泉は、10月7日(木)から戸塚カントリー倶楽部にて開催される「キヤノンオープン」の出場権も獲得した。
2打差の2位には、先週「SRIXONチャレンジ」でプロ初優勝を挙げた前粟蔵俊太。3打差の3位タイには、白潟英純、杉原敏一、西村匡史、予選会を通過した佐藤圭悟の4名が続いた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
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