グリーン上で“動かない手”に苦しんだ日々 淺井咲希が数々の試練を乗り越え涙の初優勝

“パットで悩んできた日々”は、ゴルフ生命すら脅かすものだった。兵庫県・滝川第二高在学時に出場した団体戦。ここで1mのパーパットを外し、カップで回転したボールが自分の足元に戻ってきた日から「手が動かない」症状が始まったと淺井は振り返る。「ジュニアの試合でも手が動かないし、無理に動かすとパンチが入ってグリーンの外に行ってしまう。ホールアウトできずに、目をつぶってパットを打っていました」。
『女の子だったらプロゴルファーにしたい』。そんな父の願いもあり6歳からゴルフを始めた淺井。父の指導はスパルタだったが、「ゴルフは好きでした。下手だから練習をするのは当たり前」とその期待に応えようとした。中学時代は『兵庫県ジュニアゴルフ選手権』を2度制覇。高校も名門に進み、順調にプロへの道を歩んでいた。グリーン上で手が動かなくなったのは、そんな時だった。中学3年から高校2年までは一度も予選落ちがなかったが、高校3年生の時には、逆に一度も予選を通過できなくなった。「この状態で通用するほどプロは甘くない。プロテストはあきらめて、ゴルフもやめよう」。本気でそう考えた。
「プロになって父の夢をかなえたい」という気持ちは大きく揺らぎ、父に“辞めたい”とも伝えた。しかし『ここまでやってきたんだし、もしダメだったとしても、やれるところまでやろう』という励ましも受け、「1回だけ」の受験を決意。「どうせ1回なら後悔のないように」と、ここからゴルフに没頭した。すると2017年7月の最終プロテストを12位タイで通過。しかし、ここでも目をつぶってカップに流し込む姿は変わらなかった。

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