<ANAオープンゴルフトーナメント 最終日◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
1973年のツアー制施行後、男子ツアーでは史上最多となる5人でのプレーオフにもつれ込んだ「ANAオープン」。18番パー4で行われた1ホール目で、セカンドショットを約1mにつけてバーディを奪った浅地洋佑が勝利を勝ち取った。

インスタ映え?石川遼が飛行機バックにティショット【写真】
初日こそ1オーバー・65位タイ発進と出遅れたが、2日目に「68」、3日目に「66」、最終日は「65」を叩きだして大逆転優勝。7バーディ・ノーボギーの「65」は、本大会における自己ベストタイ。今週から投入した新5番ウッドが活躍した。
契約するオノフの『FAIRWAY ARMS KURO』最新モデル。今季初優勝を挙げた「アジア・パシフィック ダイヤモンドカップ」では同モデルの3番ウッドを投入していたが、今週から5番ウッドもバッグに入れた。「シャフトを試したかった。
前に使っていた5番ウッドはだいぶ古いものでもうなかったので、新しいものをとお願いしました」と、開幕前日のプロアマ戦でテストしてそのまま本戦で投入した。
「今週は5番ウッドをめちゃめちゃ多用した。最終日でいうと、8番と11番のパー3をどちらも5番ウッドで打ってバーディ。あとは短いホールのティショットも確実にフェアウェイをキープできていたので、すごく助かりました」と、新兵器で難易度1位の11番、3位の8番を攻略。最終日のフェアウェイキープ率は85.71%の単独1位、4日間通しては67.86%の2位と新たなエースが優勝を引き寄せた。
またドライバーのシャフトには、フジクラの米国モデル『VENTUS(ベンタス)7』を装着。
今年6月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で試し、「振りやすくて飛距離も出る。振り抜きが、これまでに比べよくなった」とその週から愛用している。米国男子ツアーではジョーダン・スピース(米国)が『VENTUS 6』を使用。現段階で日本展開はないようだが、ボールスピードを最大化するような設計で、国内男子ツアーでは飛ばし屋のチャン・キム(米国)も挿している一品だ。
【浅地洋佑のクラブセッティング(WITB=What's in the Bag)】
1W:グローブライド オノフ KURO(10度°)
(フジクラ VENTUS 7X/45.25インチ)
3W:グローブライド オノフ FAIRWAY ARMS KURO(15°)
5W:グローブライド オノフ FAIRWAY ARMS KURO(18°)
UT:グローブライド オノフ FAIRWAY WINGS KURO プロトタイプ(U3:21°、U4:24°)
6I~PW:グローブライド オノフ FORGED KURO
W:グローブライド オノフ KURO(48度、52度)
W:ジューシー tTウェッジ(59度)
PT:オデッセイ ミルドコレクション クエスチョンダラー#6M
BALL:タイトリスト PRO V1

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