
今シーズンも残すところ9試合。次戦は千葉が舞台の「ブリヂストンオープン」だ。賞金王争いもこれからヒートアップしていくが、本大会を終えれば24日に開幕する「ZOZO Championship」への日本ツアー出場選手も確定する。ここまでの展開から、次戦に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた注目選手は?
ジャンボも会場入り 若手に熱血指導!【大会写真】
■勝負はINコース ショートアイアンでどれだけバーディを奪えるかが分かれ道
7119ヤードのパー71は、総距離としては決して長くないコース。しかし、アウトが3629ヤード・パー35、インが3490ヤード・パー36とハーフで大きく表情が変わる。「インは短いパー4もいくつかあって、パー5も2つある。アウトは距離が長いパー4などもあって難しいので、アウトは耐えて、インで伸ばすイメージです」。直近4年の優勝者は軒並みトータルのバーディ数が1位となっており、伸ばせるところで伸ばして、耐えるというメリハリが必要だ。
またドッグレッグのホールが多いため、ドライバーを握ると突き抜ける箇所にも要注意。フェアウェイが狭い場所もあるので、刻むマネジメントが重要だ。「極端に距離が短くはないですが、ドライバーを握るホールが5、6ホールくらいという選手も出てくると思います。フェアウェイが硬く転がるので、3番ウッドで十分距離も行く。ドライバーで飛ばしてというよりも、ショートアイアンとパターがいい選手が爆発的なスコアを出すイメージです」。直近3年では、