<三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目◇15日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262ヤード・パー70>
6年ぶりのスイングの悩みが解消された正岡竜二が、今日も安定感あるプレーで3バーディ・1ボギーの「68」をマークし、Y・E・ヤン(韓国)と並んで6アンダー・首位タイに浮上した。
富士山をバックに歩く石川遼【写真】
「まさかの正岡です(笑)。
1個ボギーが出ちゃいましたが、パープレーで上がれればいい、という気持ちで頑張っていたので、上出来だと思います」
途中、ボギーになりそうな場面が何度かあったが、好調のパットでパーをキープ。1度だけ3パットに見舞われボギーを叩いたが、我慢のゴルフで切り抜けて、スコアを2つ伸ばして首位に立った。
「明日からが本番なので、残り2日で上に食らいつければいいですね」
予選ラウンドを首位で終えるのは人生初の正岡。このまま上位で4日間を終えることができれば、今週終わった段階でシード権獲得もかなり濃厚となる。毎年「カシオワールドオープン」まで来季のシード権が決まらない状況が続いているが、今週優勝すればシード権のことを気にせずに残り試合を思う存分戦える。
ボールと体の距離感を調整することで、ショットが安定している正岡。
ツアー14年目で初優勝を手繰り寄せられるかどうかは、優勝争いのプレッシャーに打ち勝てるかどうかにかかっている。(文・大泉英子)

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