6年前の本大会。地元宮崎県出身の大山志保が優勝したとき、アマチュアだった柏原明日架は、興奮の渦に包まれた会場を見て感動した。
まるで女優 柏原明日架の清楚なドレスアップ【写真】
初日は朝から冷たい雨と風がコースを襲った。気温も下がり冷え込みがきつい1日。柏原のゴルフもボギーが先行。それでも地元の応援を味方につけ、その後は4バーディ・1ボギー。
「スタートのときは鳥肌が立ちました。ここに帰ってきて良かった。宮崎に生まれて良かった」という気持ちの高まりとともに出た初日は、序盤こそ苦戦したが、熱い応援を背に徐々にヒートアップ。「耐えられて、最後にご褒美が来た感じです」と16、17番で連続バーディ。歓声を浴びてホールアウトを迎えた。
2年前に初出場を果たしたときは賞金ランキングでの出場。「勝って戻ってきたかった」と奮起し、今季は初優勝に加え、2勝目ももぎ取り戻ってきた。若手が台頭し、自身を中堅と位置づけるなか、待望のツアー優勝を果たし自信も深めた1年。目標としてきた大会で好発進を果たすことには成功したが、「悔やまれる1打もあったし、もったいないものも残っている」と、それでもまだまだ満足はしていられない。
「舞台は整っているので、あとは自分次第。今年はここまで70点。
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