2021年に米国ノースカロライナ州シャーロットのクエイル・ホロークラブで開催される婦週を除く世界選抜と米国選抜の戦い「ザ・プレジデンツカップ」。このたび世界戦選抜のキャプテンにトレバー・イメルマン(南アフリカ)が就任することが決まった。


イメルマンは2008年の「マスターズ」覇者。世界中のツアーで11勝を挙げており、プレジデンツカップには過去2回出場。前回の19年大会ではアーニー・エルス率いるチームの副キャプテンを務めた。
今回のキャプテン就任にイメルマンは「2005年のインターナショナルチームのキャプテン、ゲーリー・プレーヤーがキャプテン推薦に指名してくれて、初めてプレジデンツカップでプレーできました。25歳で経験できたことは決して忘れることはないでしょう。その後すぐに、2006年にPGAツアーでキャリア初優勝をすることができましたので、プレジデンツカップが私のPGAツアーキャリアの一歩を踏み出す大きなきっかけになったとも言える。
今回、キャプテンになれたことは栄誉です。プレジデンツカップとPGAツアーは私のキャリアの中で大きな役割を担っています。インターナショナルチームを率いることは私のキャリアの中の 1 つのハイライトとなるでしょう。待ちきれません」とコメントした。
今回のキャプテン就任に過去4度世界選抜の一員として出場している松山英樹も「過去のプレジデンツカップで2人の偉大なキャプテンのもとプレーできたのは光栄です。トレバーも新しいキャプテンとしてインターナショナルチームを最高のリーダーシップで率いていってくれると確信しています。
トレバーは選手として副キャプテンとして、そして昨年アーニー(エルス)の副キャプテンの 1人としてチームの準備に多大な貢献をし、大きな役割を果たしてきました」と歓迎。
「過去の成功からも、トレバーを一緒に戦う選手としてとても尊敬しています。トレバーが、ニック(・プライス)やアーニーが残してくれた財産を来年のアメリカチームとの戦いに生かし、さらなる良い仕事をしてくれると思います。クエイル・ホローで長年待ち望んできた勝利を手にしたいと思います。来年のインターナショナルチームに入れるように努力し、新しいキャプテンとチームメイトと戦えるのを楽しみにしています」と5度目の出場へ気合を入れている。

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