クラブハウスもクローズで、受付は外に【写真】
新型コロナウイルス感染が最も深刻なニューヨーク州に続き、ここカリフォルニア州も市、郡により徐々に再開。先週はペブルビーチゴルフリンクスもようやくオープン、そしてロサンゼルス郡もついに先週末に解除、PGAツアーの「ジェネシスオープン」を開催する名門リビエラCCも再開した。まだ“ステイ・アット・ホーム”の自粛は続いているのだが、ビジネスは段階的にオープン、ゴルフコースはビーチやパークと同様に自粛が解かれ、街は経済活動を徐々に取り戻そうとしている。
ということで、早速ここロサンゼルス郡でコースに行ってみた。約7週間ぶりの再開、週末はなかなか予約が取れない状況だ。なぜかというと、入場人数の制限をしているから。
クラブハウスは封鎖、ロッカールームも売店も全部クローズ。従ってパーキングでおのおの靴を履き替える。本日のコースではゴルフカートの使用は可。ただし夫婦など同居している人以外とは同乗できず、一人一台。
長く家に引きこもっていたせいだろうか、多くのゴルファーが歩いているのが印象的だった。ティに設置されてあった目土やボール洗いもすべて撤去され、飲料水も取り除かれていた。ピンフラッグは差したまま、カップ内にはプラスティックの管で上げ底となっていて、カップインしたボールを取り出しやすいように工夫されている。これはどこのコースも同じだが、意外とボールがはじかれてカップから出てしまうこともある。
売店も閉まっているから、必ず飲み物、スナック類は持参することが必要だ。ちなみにこのコースは練習場、練習グリーン、チップエリアなどすべてクローズ。コースに来るのはティタイムの15分前で、終わったらすぐに帰るようにと、長々と注意事項の書かれたメモが配布された。
プッシュカートで18ホールをのんびりと歩いて回って約4時間15分、プレーを終えるとさっさと駐車場に向かって片付けて帰るのみ。一日で会った人は同伴プレーヤー以外、おそらく5人ほど。
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