ジョージア州のシーアイランドリゾートで行われた米PGAツアー選手と下部のコーンフェリー・ツアー選手が組んだチーム戦“Back2ゴルフ”。チーム戦はJT・ポストンとベン・コールス(ともに米国)組が制し、個人戦では下部ツアー選手のリー・ホッジス(米国)が優勝を果たした。

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コーンフェリー・ツアー2年目のホッジスは24歳。終盤の15番パー5でバーディを奪うと、メジャーチャンプのジム・フューリク、ツアー2勝のハリス・イングリッシュ(ともに米国)ら実力者とトップタイに並ぶ。「本当の試合のように緊張した。どんどん行くしかないと思った」とホッジス。18番でバーディを奪うと、後続と1打差のトータル10アンダーで勝利した。
同大会はシーアイランドリゾートに集まるプロたちが、来週から始まるツアー再開に向けて実戦さながらにプレーをしようと考えついた2日間大会。
チーム戦は36ホールをベストボール方式で争われた。
「公式な記録にはならないけれど、この勝利は来週からの戦いに大きな自信になる」と喜ぶホッジス。同コースがホームコースのデービス・ラブIII(米国)とペアを組んだおかげで「終盤はデービスがラインも読んでくれた。ものすごく助けてもらった。この位置で戦えたのはほんとに良かった」と話した。
個人戦の2位はイングリッシュ、3位はフューリクだった。
シーアイランドリゾートは5千ドル(約55万円)をジョージア州の湾岸基金にホッジスの名前で寄付する。(文・武川玲子=米国在住)

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