<アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン 2日目◇14日◇ザ・ルネッサンスクラブ(スコットランド)◇6427ヤード・パー71>
米国女子ツアー再開後3戦目。河本結は第1ラウンドの残りと第2ラウンドを終え、トータル8オーバーの84位タイ。
2戦連続の予選落ちが決まった。
河本結のドライバースイングは回転がカギ【連続写真】
第2ラウンドは出だしからつまずいた。1番をボギーとすると2番でダブルボギー。3番でもボギーを叩き、一気にスコアを落とした。その後は持ち直し6番、7番で連続バーディ。折り返した10番でもバーディを奪い予選通過ラインに迫ったが、上がりで再び崩れてしまった。

2日間のプレーを振り返り、「いろんな球が要求される。忍耐力が必要ですし、ゴルフの難しさを感じました」と技術的にも気持ちの面でもリンクスに跳ね返された。「1ショットがめちゃくちゃキーになるので、ミスが許されない」というなか、ドライバーを曲げてブッシュに入れるなど思うようなプレーを出せずに終わった。
2日間で大会を終えた悔しさもあるが、それ以上に収穫もあった。次週の全英を前に、リンクスの洗礼を受けたことは決してムダにはならないという。「(いつもとは)コースのマネジメントが大きく変わるので、そこは大きい」と、今回経験したコースマネジメントを次戦に生かす構えだ。

「ぜんぶがうまくいかなさすぎて、アンラッキーも多かったです。でもそれがリンクスコースの醍醐味というか。それを受け入れられない自分がいました」。リンクスではすべてを受け入れる気持ちと心構えが必須。大一番を前に予選落ちの原因を分析できたことも収穫。リンクスで受けた悔しさはリンクスで晴らす。
全英での河本の奮起に期待がもてそうだ。

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