予選落ちでシーズン終了のフィル・ミケルソン、3日後にシニアデビュー！
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＜ザ・ノーザン・トラスト 2日目◇21日◇TPCボストン（米マサチューセッツ州）◇7308ヤード・パー71＞
ツアー通算44勝のフィル・ミケルソン（米国）は、プレーオフ第1戦の「ザ・ノーザン・トラスト」の2日目に「68」をマーク。それでも初日の「74」が響き、通算イーブンパーは予選通過に3打及ばなかった。
これでフェデックスカップポイントは67位から76位へ後退。70位までのプレーオフ第2戦、「BMW選手権」に進むことができず、ミケルソンの19−20シーズンは終了となった…。
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はずなのだが、そう簡単に終わらないのがミケルソン。次週のPGAツアー・チャンピオンズ、「チャールズ・シュワブ・シリーズ・アット・オザークス・ナショナル」（8月24～26日・ミズーリ州）でシニアデビューを飾る。
6月に50歳を迎えたミケルソンは「この月曜日からのチャンピオンズの大会に参戦する。僕はともて調子が良い。
シカゴ（BMW選手権）を戦いたかったが、チャンピオンズに参戦することがとても楽しみだ」とツイートした。
ミケルソンは「全米オープン」に向けて「試合に出場して調整するのがとても大事だ」と話し、PGAツアー・チャンピオンズに参戦を決意した。その後はレギュラーツアーの20−21シーズン開幕戦「セーフウェイ・オープン」に出場。翌週はウィングド・フットGC（ニューヨーク州）での「全米オープン」で“キャリアグランドスラム達成”に挑む。
今季は盟友のアーニー・エルス（南アフリカ）もシニアデビューし、3月の「ホーグ・クラシック」で勝利を挙げている。いよいよPGAツアー・チャンピオンズも面白くなりそうだ。
（文・武川玲子=米国在住）

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