石川遼の試みが実を結びつつある。初日こそ「73」と出遅れたが、この日は6バーディ・ノーボギーの「66」をマーク。
何が変わった? 石川遼の最新スイング【連続写真】
「(シャーウッドCC)敷地面積が少し狭い。今週はアイアン。セカンドショット以降で組み立てる、そういうゴルフが求められる」と考察していた石川。その言葉通り、初日からむやみにドライバーを握らず、グリーンまでの距離を“逆算”して挑んだが、それがこの日は“ハマった”。
「(バーディを奪ったパー5)13、16番は1メートルくらいにつけられた。
2日目のドライビングディスタンスは“243ヤード”と、石川にしてみれば控え目な数字だ。ただし、パーオン率は77.78%と高水準。ストロークスゲインドパッティング(パットの総合指標)も2.991と高い数値を記録した。徹底したマネジメントが功を奏した。
石川といえば攻撃的なゴルフでバーディを奪うプレーが身上だが、その半面、ボギーがかさむことも少なくなかった。
週末も理想のゴルフを追求する構え。「このコースで優勝するには攻撃的なゴルフがはまらないと難しいのかもしれないですけど、自分はまだまだそういった次元で考えられる状態ではないかな。
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