<大王製紙エリエールレディス 初日◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>
「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝、「全米女子オープン」の出場も決めるなど好調の西村優菜が、「大王製紙エリエールレディス」で6アンダー・首位タイ発進。ツアー2勝目に向けて最高のスタートを切った。

西村優菜の2020ドライバースイング【連続写真】
「めっちゃ楽しかった」といつも以上に笑顔の多かった一日。スコアもさることながら、同組が小祝さくら、笹生優花だったこともあり、「たくさん話しました。内容を覚えてないくらい普通の話ですけど(笑)。パー3では落ちている松ぼっくりで遊んだり…」と雰囲気の良いラウンドとなった。
ゴルフに目を向ければ、「距離が出てダイナミックなゴルフをする」という同組2人のプレーには、勉強になるところがたくさんあった。同期の笹生には「パッティングでとてもいいストロークをしていました。
そしてアプローチでいろんな引き出しがあるなと思いました」とショットだけでなく小技にも巧みさを見た。また、黄金世代の小祝は「ダイナミックなんですけど、手堅く行くときは無理をしない。両方を兼ね備えている選手だと思います」と攻守のメリハリに強さを感じた。
そんな2人とは2日目もともにラウンドする。開幕前に「全米女子オープンに向けて、いろいろな引き出しを身に付けたい」と話していた西村。初の海外メジャーに向けて技を盗みつつ、2つ目のタイトルに向けてもギアを上げていく。
(文・秋田義和)


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