
開幕前に今大会のコースセッティングアドバイザーを務める渡辺司が言っていたとおり、1オン可能な左ドッグレッグの13番パー4のティマークは、初日、2日目よりも14ヤード前に出された。
最終日も同組! 石坂&金谷の“大学生プロ”対決が熱い【大会フォト】
予選ラウンド2日間ではわずか1人だけが成功した1オンだが、3日目は7人が成功し、そのうち6人がバーディを奪った。3日目までに1オンのイーグルは出ていないが、近藤智弘がドライバーで右のラフに入れてから、イーグルを奪っている。
ここで各日のデータを紹介しよう。初日は左のピンに対して左からの風。ティからグリーンエッジまでは実測で284ヤードだった。1オンを狙ったのは84人中52人(61.9%)で、1オン成功者はゼロ。そして、2日目は手前から30ヤードの一番奥のピンに対してアゲインストの風が吹いており、ティからグリーンエッジまでの実測は283ヤードだった。1オンを狙ったのは84人中49人(58.3%)で、ドライバーで打った池田勇太が唯一1オンに成功。2パットでバーディを獲っている。
そして、3日目は右からのフォローの風。ティマークがティイングエリアの一番前に出されていたため、グリーンエッジまでの実測は270ヤードだった。1オンを狙ったのは64人中46人(71.9%)と割合的に多くのプロがチャレンジ。ドライバーでの1オン成功者は香妻陣一朗、