
2021年の米国男子ツアー2戦目となる「ソニー・オープン・イン・ハワイ」は全日程が終了。「いい終わり方をしたい」と最終日の競技に臨んだ小平智は、3バーディ・ノーボギーの「67」とスコアを3つ伸ばし、トータル9アンダーの56位タイに浮上して4日間を終えた。
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「このコースはパターが入ったって時があんまりないし、昨日よりはショットがあんまり良くなかった」というなかでも粘りを見せた。10番から出た小平は16番でバーディを先行させると、18番パー5でも2オン2パットのバーディ。その後はパーが並ぶ展開が続いたがスコアを崩さず、9番でバーディ締め。「ミスというミスもなくて、ノーボギーで回れたのは良かった」と合格点。「今年は天候も良かったし、苦手意識がなくなったかなと感じた。大きく崩れることがなくなってきた。前はズルズル行っていたのが、戻せるようになったのは調子が良くなって来たのかなと思う」と手応えをつかんだ。
「今年は出られる試合には積極的に出る」と来週からはアメリカ本土に渡り、カリフォルニアでの戦いに挑む。今週帯同して料理を作ってくれていた夫人の古閑美保は次戦からは不在。「(ご飯は)テイクアウトですね」とサポートは減ってしまうが、初めてのパームスプリングスとあって「楽しみです。やったことないコース」と胸は高まる。