
―プロデビュー戦3戦目、昨年のダンロップフェニックスでの2位はどうだった?
「初日からやってやるぞ、と思っていました。出させてもらうからには勝つぞという思いで臨みましたが、毎試合の目標が15アンダー。まずはそこまで届かなかったのが悔しかったですね」
―金谷拓実とのプレーオフが決まったときの心境は?
「金谷さんとは、高校時代に回らせてもらって以来でした。金谷さんは、技術面もそうですけど精神的な部分がものすごく強い。金谷さんもそうだと思いますが、1ホール目で決めてやるという気持ちで挑みました」
―同世代には、大学生のアマチュア選手が多数活躍しています。石坂選手はいち早くプロ転向しましたが、プロを目指そうと思ったのはいつ頃でしょうか。
「もともと野球もやっていましたが、ゴルフを始めて夢中になりました。中学3年ではじめて日本ジュニアに行って、3日間プレーできずに2日目でカットされたのが悔しくて。プロを目指そうと思ったのは、高1くらいだったと思います。
もともと勉強が苦手で、ゴルフに集中できる環境をと思って、通信制の日本ウェルネス高校に入りました。高校2年で全国高校ゴルフ選手権に出させてもらって、団体戦で2位。当時は小斉平優和さんなどがいて、そのときに強くなりたいと思いました」