ツアープレーヤーにより構成される選手会が主体となり進めてきた本大会。5月6日から4日間の日程で第1回大会が開かれる予定だが、特別協賛が降りるという事態について、同社は「開催をするにあたってのガイドラインの説明をいただきまして、そのガイドラインにそって大会を運営することは、難しいと判断しました」と、昨年に続いて発出した緊急事態宣言にともない、当初予定していたチャリティ活動などの実施が難しいと判断。いったん白紙の状況となった。
コロナ禍で中止があいついだ2020年ツアーのなかで、すこしでも試合の場を増やしたいと模索した選手会の働きかけに賛同した同社。チャリティ活動にも力を入れており、大会でも活動をしたいと話していた。「東北の子どもたちを招きたいし我々のお客さんを招いて一緒に盛り上げていただくのは難しい」と、今回は特別協賛を見送った。
これに対しジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)の時松隆光会長がコメントを発表。「本日、大会特別協賛社のリシャールミルジャパン株式会社様より、今回は特別協賛を断念する旨の公表がありました。ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)としても大変残念ではありますが、この結論を受け入れざるを得ないとの判断をしました」とした。