「負けても勝った雰囲気になった」 アオキVSニクラスの“バルタスロールの死闘”【名勝負ものがたり】

「負けても勝った雰囲気になった」 アオキVSニクラスの“バルタスロールの死闘”【名勝負ものがたり】
歳月が流れても、語り継がれる戦いがある。役者や舞台、筋書きはもちろんのこと、芝や空の色、風の音に至るまで鮮やかな記憶。かたずをのんで見守る人々の息づかいや、その後の喝采まで含めた名勝負の数々の舞台裏が、関わった人の証言で、よみがえる。第1回は1980年全米オープン。バルタスロールゴルフクラブ(ニュージャージー州)で繰り広げられた激闘を振り返るのは、主役の1人、青木功だ。
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大会に備えてコース入りした青木は、予選ラウンドのペアリングを見て驚いた。『ジャック・ニクラス、ジーン・リトラー、青木功』の文字があったからだ。
ニクラスは、このときすでにメジャー15勝を挙げていた。青木は38歳で、前年、日本で3度目の賞金王の実績があり、前年の全英オープンでも優勝争いに顔を出す(7位)など着実に力をつけてはいた。それでも、米国ではまだそれほど知られていなかった。だから、ビッグネームとの組み合わせにこんな感想を持ったと笑う。「(当時中継していた)NHKの力がすごいのかな、って言ったのを覚えているよ」。
一方で、青木には強烈なプライドと自信があった。だから、圧倒的な強さを誇るニクラスについた『帝王』というニックネームが気に入らなかった。「“帝王”ってどういう意味だ?ってみんなに聞いたんだ。“帝王”ってのは、それより上の人がいないって言う意味だろう? 『オレだってゴルフの帝王だ』って言ったこともあるよ。ジャック・ニクラスを抜こうとしていた。挑戦する意欲があった」。1976年から海外でプレーし始め、自信にあふれてもいた。

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