
今年の初戦はジャンボ門下生の西郷真央が8アンダーで初日を飛び出したが、3打差の2位タイにつけたのが地元沖縄県出身の新垣比菜だ。7バーディ・2ボギーと、3年ぶりの勝利に向けて静かに闘志を燃やしている。
葭葉ルミの雰囲気が変わった?【大会フォト】
2018年の「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝。1998年度生まれの黄金世代の中では、プロ第1号の勝者となったが、その後はシードこそ獲得しているものの、なかなか結果が出ていない。昨年も13試合に出場し、現在の賞金ランキングは88位と苦戦している。
昨年はコロナで試合勘を保つのが難しかったと話した新垣だが、「今年はオフにみっちり練習できたのが、今日よかったかなと思います」。長いシーズンとなっている20-21年シーズンだが、今年からはクラブ契約もフリー。心機一転の新年は、遅れを取り戻す快ラウンドに笑顔がこぼれた。
19年大会では優勝した同じく地元の比嘉真美子に続いて2位タイに入った。昨年は中止、今年はひさしぶりに観客動員で開催の地元大会。「やっぱり優勝したい試合のひとつなので、気持ちも入りますね」。穏やかに話す新垣だが、目の奥には気合がこもる。
地元ファンの声援を受けて、10番から9時6分にスタート。初日と同じく葭葉ルミと稲見萌寧とのラウンド。前日は二人のショットに「つられていいリズムでこられた」としたが、きょうもスコアを伸ばし、いい形で週末に向かいたい。
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