<明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 初日◇12日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>
国内女子ツアーの2021年第2戦が高知県で開幕。残念ながら無観客開催となってしまったが、今週も熱い戦いに期待が高まっている。

全日程ネット中継はないけど… 写真でお楽しみください!【LIVEフォト】
昨年大会がコロナ禍のため中止となったぶん、気合を込めた選手の表情に注目したいところ。なかでも、2年前の大会で優勝した鈴木愛と、同組で回りプロ初のトップ10入りを果たした渋野日向子に視線が注がれる。
鈴木は2019年に地元四国で初の優勝を遂げ、喜びを爆発させた。ここではプレーオフ進出のすえ惜敗など、惜しい戦いが続いていただけに、ようやくつかんだ地元Vに満開の笑顔が花開いた。
その鈴木の優勝を間近で見た渋野は当時を無我夢中だったと明かした。最終日に崩れて6位タイとはなったものの、大先輩から学んだことを生かすため、今週は強い気持ちで挑む。

その渋野と同組に入ったのが原英莉花勝みなみ。1998年度生まれの黄金世代が火花を散らしながらプレーする姿が目に浮かぶようだ。
鈴木は前週の「ダイキンオーキッドレディス」で逆転のツアー3勝目を飾った小祝さくらと、現在賞金ランキング1位の笹生優花との組み合わせ。こちらも三者三様のせめぎ合いが見られることだろう。
風と高速グリーン、そして起伏が激しいコースを制するのは誰なのか。日本の夜明けを見た土佐藩出身の坂本龍馬にならって、未来をこじ開けろ!