松山英樹のマスターズ優勝パターは“エース”ではなかった【ツアー担当に聞く】

松山英樹のマスターズ優勝パターは“エース”ではなかった【ツアー担当に聞く】
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松山英樹はマスターズではいつものエースパターを使っていたのかと思いきや、よく見るとグリップが違う。タイガー・ウッズ(米国)が昨年から使用していたラムキンのコードグリップに替わっていたのだ。国内男子ツアーでスコッティキャメロンのツアー担当を務める澤岩男氏に話を聞いた。
「最近は直接やりとりできていないんですけど、向こうでの情報を聞きながらやりとりはしていました」という澤氏。松山のエースパターはスコッティキャメロンの『ニューポート2』だが、「実はずっと使っていたモデルではないんです。マスターズで使っていたパターは、マッチプレーから使っています」。
松山は3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」で予選落ちしたあと、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」からパターを替えていたことになる。その翌週の「バレロ・テキサス・オープン」、「マスターズ」と続けてこのパターをバッグに入れていた。
「彼の一番好きなパターの形は、シャープな形状が特徴の『ニューポート2』です。このヘッドタイプは何本か持っています。ただ、今のパターはウェイトが付け替えられるモデルなんです」と澤氏。よく見てみると、パターの底にオモリが2つ付いている。「本人に確認してみないとわかりませんが、グリップを交換したことによって、ヘッドの重さをいじっていたかもしれません。それでこのヘッドをチョイスした可能性はある」と澤氏は予想する。
松山は使う道具にも人一倍こだわりが強い。グリップを差し替えれば、振り心地や打感も当然変わってくる。澤氏のいうようにウェイトを付け替えられるヘッドのほうが、調整しやすかったのかもしれない。「いつも使っているエースパターを軸にしながら、ヘッドやグリップも含めていろいろなテストをしているので、そのうちの1つがマッチしたんだと思います。プロの世界には何かがピタッとはまる瞬間がある」と澤氏は話す。
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