<AT&Tバイロン・ネルソン 初日◇13日◇TPCクレイグランチ(テキサス州)◇7468ヤード・パー72>
米国男子ツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」初日。優勝した「マスターズ」以来のトーナメントとなる松山英樹は5バーディ・1ボギーの「68」でラウンド。
4アンダー・54位タイにつけた。
「ショットはどこ行くんだろうって感じで、パターくらいは安心して打てるかなと思っていたんですけどね、逆でしたね」と松山。10番で残り143ヤードの2打目をベタピンにつけたのを皮切りに3連続バーディを奪取するなどショットでスコアを作れたが、「小さいアプローチ、バンカー、パッティングというところで、まあミスが多かった」とショートゲームで詰め切れず。スコアを伸ばしきれなかった。
今大会はギャラリーが入っており、この日はスタートから“マスターズチャンプ”としての声援が飛んだ。「マスターズで勝ったことをね、言ってくれるのがすごくうれしかった。
そうやって毎ホール毎ホール言ってくれたのでうれしいなと思いましたし、マスターズに勝つことってすごいことなんだなって改めて思いました」。偉業を達成したことで変わる部分も感じた1日だった。
とはいえ、そこに安息は求めていない。「そういうのはあったっていう感じはありますけど、試合になっているんで、そういうことは言っていられない。あしたからしっかりと、上位に食い込めるように頑張りたい。ショットは少しずつ良くなっているので、そこにアプローチとパターがうまくつなげられれば、いいスコアで回れるんじゃないかと思う」。
明日こそ声援に応えるプレーを見せつける。