世界基準の飛距離を持つ男は、世界基準のコースがよく似合う。今季のドライビングディスタンス313・3ヤードで1位につける幡地隆寛が、1イーグル・4バーディ・3ボギーの「67」、3アンダーの首位タイで発進した。
幡地隆寛は188cmだけど…パターはこんなに短い?【写真】
インの10番から出た幡地は5番までに3つのバーディを奪うと、名物の18番パー5は飛ばし屋らしいイーグルを見せた。フォローの風にも乗り、ドライバーショットは310ヤード以上先まで飛ばす。ピンまで169ヤードの2打目をピッチングウェッジで4メートルにつけて流し込んだ。「終わり方がよくなかった」と6、7、8番の3連続ボギーには肩を落としたが、プロ7年目の男が今年の「バンテリン東海クラシック」の初日以来の首位スタートとなった。
日本を代表するコースが肌に合っているのかもしれない。2018年に松山英樹監修、世界的な名設計家のリース・ジョーンズ氏により改修が行われ、“国際水準のトーナメントコース”として生まれ変わった。
額賀の次代の飛ばし屋、幡地もドライバーの振りやすさを感じている。日本の多くのコースでは、幡地の飛距離では着弾地点が狭くなっていることが多い。「ドライバーを気兼ねなく振れることがほとんどないコースが多い。
「今週はボールコントロールができています。
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