タイガー・ウッズが叩き出した『62.5』 07年大会以来15年ぶりのサザン・ヒルズ【全米プロものがたり】
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<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇17日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>
「62.5は悪くないね」。2007年大会を制したタイガー・ウッズ(米国)は、ラウンド後にそう語った。大会2日目。ウッズは18番で5メートルのバーディパットを沈めたかに見えた。パターを高々とつきあげボールがカップに沈むのを待ったが、カップをのぞくボールはついに“カラン”と音を発することはなかった。
パットを決められず…思わずクラブを手放した?【当時写真】
そのパットが外れてもなお、当時のメジャー最少ストロークタイの「63」を記録した(17年の全英オープンで南アフリカのブランデン・グレイスが「62」で更新)。それをウッズは「62.5」と形容した。それだけ自信を持って打ったパットで、カップインを確信していたからだ。ちなみに「63」は、当然ながらウッズの全メジャー大会を通じて最少ストロークでもある。
会場のサザン・ヒルズCCはスコアを出しにくいコースと言われてきた。それを証明するのが同地で行われた01年の「全米オープン」。ウッズの第一次黄金期ともいわれる2000年から同年にかけて、ウッズは00年の全米オープンから続くメジャー連勝を「5」まで伸ばすべく、記録をかけて臨んだ。絶好調のなか入った世界一を決める大会で、ウッズは初日に3オーバーと出遅れ、そのまま追い上げ実らず12位タイ。偉大なメジャー5連勝という記録を果たせずに終わった。