チリ勢初メジャー制覇なるか ミト・ペレイラの勝利の可能性を探る
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全米プロゴルフ選手権 3日目◇21日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>
リーダーボードのてっぺんに名前を掲げたのは、チリ出身のミト・ペレイラだ。今季がツアー本格参戦1年目。3打のリードを持って最終ラウンドに挑む。
東京五輪ではし烈なメダル争いをくり広げた【写真】
27歳のペレイラは昨シーズンの米下部ツアーで3勝を挙げて、自動的に“昇格”。昨年8月の東京五輪では銅メダルをかけたプレーオフに進んだが、惜しくも敗退した。今季の米ツアーでは初戦で3位に入るも、その後は目立った成績はないが、海外メジャー2戦目にして大きなチャンスを迎えている。
世界ランキングはちょうど100位。トップ100に名を連ねるが、すでに2勝を果たしている同郷のホアキン・ニーマンに遅れを取っている。そんなルーキーが、ビッグタイトルを前に冷静なプレーを見せた。バーディが先行しスコアを2つ伸ばすも中盤に4ボギー。そこからバーディを3つ奪い返した。圧巻は最終ホール。後続に2打のリードを持って放った8メートルのバーディパットを沈めて、リードを広げた。
「いいプレーをしていたのに、突然5ホールで4ボギーを打ってしまった。厳しかったけど、すぐに自分を取り戻せた」と見事なカムバック。「ボギーのときも特別悪いワケではなかった。だから自信をなくすことはなかった」とメンタル面の充実が好スコアにつながった。
ツアー生活で、首位に立つのはこれがはじめて。「今夜はいつも通りに過ごすよ。特に意識しないようにしたい」と平常心で床につくつもりだ。「家を借りて、妻と友達と過ごしているから、やることもあるしね」と優勝への意識は、極力遠ざける。