「心の余裕みたいなのが生まれました」 連覇のかかる勝みなみが渡邉彩香と花を咲かせた“飛ばし屋談義”
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<リゾートトラストレディス 1日目◇26日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>
どこまでも遠くにボールを運ぶ飛ばし屋には、飛ばし屋の悩みがある。それを分かち合えるのも飛ばし屋だけだ。昨季のドライビングディスタンス254.31ヤードで2位の勝みなみ。このシーズンは2勝を挙げて賞金ランキング7位に入ったが、今季はここまで11戦して優勝はなく、トップ10入りも2回にとどまっている。ドライバーが少々曲がっていることも、その要因の一つである。飛距離が出れば2打目が短いクラブで打てるのでアドバンテージになる武器だが、ひとたび曲がると滞空時間が長い分、曲がり幅も大きくなる。これは飛ばし屋のさがである。
平均250ヤード越え! 勝みなみのドライバースイング【連続写真】
ミスショットが出ると自分を追い込みやすいという勝は、「和白で渡邉彩香さんと傷のなめ合いをしていました」と笑って話す。和白とは2週前に行われた「ほけんの窓口レディース」のこと。渡邉彩香は昨季のドライビングディスタンス250.67ヤードで6位というツアー屈指の飛距離の持ち主。「『かっちゃん、あそこどこいった?』とか曲がり度合いを話したんです」。アベレージヒッターには想像もつかないところまでボールを曲げたことを談笑していた。
ただの笑い話しではなく、勝にとっては癒しにもなった。「自分だけじゃないんだな。曲がっている人は他にもたくさんいて、まだ自分も大丈夫っていう心の余裕みたいなものが生まれました」。その渡邉は、飛距離を武器に同大会で優勝を遂げている。曲がれば大ケガにつながりやすいが、飛距離が武器になることはいうまでもない。曲がることに対して深く考えなくなった。