
国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の最終日、最終組でラウンドし初優勝を狙った山下和宏。スタートホールの1番で首位から出た高山忠洋がダブルボギー、自身がチップインバーディを決めたことで、いきなりトータル12アンダー・首位タイに。試合を引っ張る立場となったが「もっとスコアを出していくつもりでやればよかった。ちょっと守ったような感じでしたね」と、下からの突き上げについていくことができず、トータル10アンダー・5位タイで優勝を逃した。
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「反省ですね。アプローチ、パットもショート目が多かった」と出だしのチップインが足枷になった。続く2番パー4ではパーオンするも「ファーストパットをショートして、セカンドパットで大きいスパイクパークが気になり、意識過剰で強く打ちにいってしまった」と3パットのボギー。その後は2バーディ・3ボギーと苦しむ展開で「(チップインで)浮ついたわけではないですが“大事にいこう”としてショートばかりしたのかな」と攻め切れなかったことを悔やんだ。
「後半は勝負にいこうと思ってもいけてない。自分のチャレンジ精神をもっと見せられるしたい。技術的に足りていない訳ではなく、あとは気持ちです」。
自身11度目の最終日最終組。プロ転向19年目の42歳、238試合目でのツアー初優勝の夢は破れたが「試合のなかでやりたいことも見つかりましたし、体の調子もいい。“まだまだやれる”と良い方に捉えていければいいかなと思います」と前を向いた。
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