
アウトコースのトップでスタートした永峰咲希が、1アンダーでフィニッシュ。初日を終えて2位タイにつけた。
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光芒一閃、永峰が輝き始めた。4番パー5でバーディを奪取。その後、5番、7番、8番とバーディ。独走するのかと思いきや、9番パー5でつまづいた。3打目をミスしてボギー。そこからショットが乱れ始めた。10番、12番、13番とボギーを叩き、スコアをイーブンパーに戻した。
「7番くらいからグリーンが硬くなってきて、ボールを上げたい気持ちが強く出てしまいました」と、スコアを崩した原因を本人は分析する。
開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」から2戦連続で予選落ちを喫し、調子が上がらずくすぶっていた。それが先々週、地元宮崎で開催された「アクサレディスで」11位タイ。少しずつ調子を上げてきた。
「先週のヤマハレディスオープン葛城の練習ラウンドで、つかんだことがあるんです。ショットがよくなってきています。悪いときは、切り返しで腰がギュッと早く入ってしまうんです。リキミを抜いて振り下ろしたい。手元をスッと下ろすリキミのない切り返しが、少しずつ分かってきました」。上げたい止めたいという気持ちがリキミを呼び込み、アイアンショットの乱れにつながっていた。それに気づき後半に修正することができた。