
池田勇太の勝利の女神は土屋太鳳似の21歳
「池田選手はドライバーショットも飛ぶし、アイアンショットもうまい。昨年、あるトーナメントで一緒にラウンドしましたが、あらためて素晴らしいプレーヤーだと思いました」。
なんとか緊張を抑えようと考えたビョンミンはあることを思いついた。「たとえ負けてもベスト8に残ったことは素晴らしい。今日はプレーを楽しもう」。さらに、グリーン上ではパッティングのルーティンを急きょ変えることにした。今まではアドレス後に一度カップを見てからボールに視線を戻し、3秒後にテークバックに入っていたが、それだと正確にボールをヒットできないように感じた。ボールに視線を戻したら、すぐにテークバックに入ったらスムーズにストロークできるようになったという。
「パットがよかったので、自信を持ってプレーすることができました」というビョンミン。池田のゴルフに影響されずに、自分のゴルフに徹したことが勝因だろう。
一方、敗れた池田は敗れたショックからか、「チャンスにつけてもそれを決められなかった自分が悪い」と、言葉少なに語ってコースを後にした。なお、この日敗れた池田は塚田陽亮と、今平周吾はマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)との5位タイ決定戦を明日行なう。
文・山西英希
初出場初V 韓国特殊部隊から来た男チョ・ビョンミン
腰痛に耐えながら1アップで勝利 高山忠洋が日本人の意地を見せる
27ホールの疲れも関係ナシ!片山晋呉が省エネゴルフで準決勝へ
月曜にエージシュート達成のトム・ワトソンは「残り2日間でまた達成を」
宮里優作、今季2勝のクラブをガラリ!“ほぼほぼPING”の理由とは?