【記者の目】リランキング制度で“尻に火がつく時期” …焦りのなかでの一発逆転が面白い

【記者の目】リランキング制度で“尻に火がつく時期” …焦りのなかでの一発逆転が面白い
2018年から制度化された「リランキング」。これまでは前年12月のファイナルQTで上位(※おおよそ35位)に入れば、翌年の年間出場権が約束されていた。だが今季からは、リランキング対象者(前年賞金ランク51~55位、ステップ賞金ランク1位、QT受験組を含む賞金シード、永久シード選手以外ほぼ全員)は、シーズン折り返し地点となる「アース・モンダミンカップ」までの獲得賞金額で、出場優先順位が変化する。例えば、QTランク1位でもリランキング順位50位となれば、それがそのまま後半戦の出場順位となる。

ALBA.Netでは毎週更新されるリランキングリストをチェックし、出場権争いをかけたサバイバルレースでの浮き沈みに注目しているが、「ヨネックスレディス」は第1回リランキングまでの残り4試合のなかで、重要な試合だった。選手に焦りが出てくる時期に、シード選手19名が欠場していたからだ。そのなかで、木村彩子、大出瑞月、大里桃子の若手が“一発逆転”の結果を残した。
最終日最終組でプレーし、トータル6アンダー・2位タイと自己最高の成績を収めたのは木村。16年に初のレギュラーツアー本格参戦をするも、賞金ランクは95位。17年はステップ・アップ・ツアーで腕を磨き、今季のQTランク47位からレギュラー出場のチャンスを伺う立場だった。「ヨネックスレディス」までは6試合出場で獲得賞金164万571円・暫定リランキング45位と厳しい順位。だが、自身7試合目で469万円を積み上げ、アース・モンダミンカップ以降の出場権当確となる16位にジャンプアップした。木村の17年ステップ賞金ランクは8位。ステップは17年から賞金ランク制が敷かれ、ランキングによって、QT免除が得られる仕組みに変わった。17年のステップ最終戦「京都レディース」で、木村にこのことを尋ねると「年間21試合あるなかで、中盤は調子が落ち込む時期はありました。ですが、ランキングによる恩恵があることで、モチベーションを保つことができました」とメリットをいい方向に捉えていた。今大会終了後にも「調子がいいときばかりではないので、そういうときこそメンタル面が大事」と語っていた木村。ステップの賞金ランク制で意識を高め、リランキング制度を活かして“下克上”となれば、制度改革のいい例となるだろう。

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